外国人技能実習生の受け入れ元となる国について教えてください。
フィリピン・ベトナム・ミャンマー・中国・モンゴル・ラオスなど、アジア地域の各国から外国人技能実習生を受け入れることが可能です。
外国人技能実習生は最低賃金の対象ですか?
労働関係法令上、外国人技能実習生は「労働者」に該当するため、最低賃金が適用されます。
どのような職種の外国人技能実習生を受け入れることが可能ですか?
弊組合では、建設業・介護職・製造業などさまざまな外国人技能実習生の受け入れ管理を行なっております。
外国人技能実習生の日本語のレベルについて教えてください。
技能実習生の候補者には、面接を通過後、現地で約3ヶ月にわたり日本語や日本の文化について研修を受けていただきます。また、日本に入国後も約1ヶ月間の入国後講習を設けています。個人差は生じるかと存じますが、簡単なやりとりには支障のないレベルとお考えください。
外国人技能実習生が居住する場所はどのように準備すればよいですか?
住居は受け入れ先の企業さまにご用意いただく必要がございます。社宅・寮・借り上げアパートといった形態を問わず、1人あたり居室3畳以上を確保するようにしてください。また、寝具や冷暖房器具、自炊設備といった各種備品もご用意ください。なお、居住環境の整備にともなう費用は、実費範囲内であれば、報酬より控除することが可能です。
外国人技能実習生の食事面について教えてください。
実習生各々の自主性に任せる形で問題ございません。受け入れ先の企業さまに社員食堂等が設けられている場合は、もちろんご活用いただけます。
文化の違いなどでトラブルが発生する恐れはありますか?
弊組合では送り出し国の実習機関と連携し、あっせんする外国人技能実習生について、日本の礼儀作法や一般常識についての研修を実施しております。他方、受け入れ先の企業さまにおかれましては、実習生の自国の文化にもご理解をいただきたく存じます。特におさえておきたいポイントは、以下のとおりです。
・中立的な立場から、実習生と職場との文化的な違いを把握する。
・母国語の違いを前提に、誤解や不通を恐れず相互にコミュニケーションをはかる。
・「時間厳守」などが浸透していない場合も想定して指導する。
・掃除の仕方や整理整頓などは、早めに指導しておく。
・居住のルールは漏れなく伝え、近隣トラブルの発生を防ぐ。
・「アリガトウ」や「スミマセン」といった基本的なあいさつを使えるよう指導する。
・人前で叱ることはできるだけ控える。
もし外国人技能実習生にケガや病気が発生してしまったら、どのように対処すればいいですか?
業務にともなうケガや病気は、労災保険が適用されます。 また、業務外でのケガ・病気は社会保険の適用範囲です。日本人の従業員と同様に、3割負担で医療サービスを受けられます。
外国人技能実習生を受け入れるために必要な書類などについて教えてください。
海外からの実習生受け入れにあたり、ビザの発給などの手続きが必要です。必要な書類のご案内やお手続きについては、弊組合のスタッフが丁寧にご案内します。
受け入れる外国人技能実習生について、直接面接して選考したいのですが。
現地に赴き、面接に立ち会っていただけるほか、インターネットやDVDなどを介して実際の様子をご確認いただけます。詳しくは弊組合までお問い合わせください。
外国人技能実習生が実際に就業できるまで、どのくらいの期間が必要ですか?
場合にもよりますが、概ね6ヶ月ほどの期間がかかるもの(介護職は10カ月程度)とお考えください。選考期間に1ヶ月、現地での研修に3ヶ月、(介護職は7カ月程度)次に在留資格やビザ取得に1ヶ月、そして入国後の研修に1ヶ月ほどかかります。